【美容師が教える】シャンプーの正しい手順7ステップ|
毎日しているシャンプー、実は「正しい手順」で洗えていますか?
髪には皮脂・ほこり・スタイリング剤など多くの汚れが付着しています。
そのまま洗ってしまうと、髪の絡まりや切れ毛の原因となるだけでなく、ふけ・かゆみ・においといった頭皮トラブルにつながることもあります。
この記事では、美容師歴16年のchibisuke が、頭皮トラブルを防いで美しい髪を育てるためのシャンプーの正しい手順7ステップを徹底解説します。
おすすめシャンプーやケアアイテムも紹介しますので、ぜひ日々のケアに取り入れてみてください。
シャンプーの本当の目的は「頭皮を洗うこと」

シャンプーは「髪の毛を洗うもの」と思っていませんか?実は、シャンプーの本来の目的は頭皮を清潔に保つことです。




頭皮環境が乱れると、ふけ・かゆみ・においなどのトラブルが発生し、栄養が毛根に届きにくくなって髪の成長にも大きな影響を与えます。
健やかで美しい髪を育てるためには、まず「髪の畑」である頭皮を健康に保つことが何より大切です。
| Q. シャンプーのしすぎは頭皮に悪いですか? |
| A. はい。毎日シャンプーする場合でも、予備洗いをしっかり行えば1度洗いで十分です。2度洗いや必要以上に洗うと、頭皮の必要な油分まで取り除いてしまい、乾燥や皮脂分泌の過剰(脂性頭皮)を招く原因になります。 |
| Q. 頭皮が荒れると髪にも影響しますか? |
| A. はい、直接影響します。頭皮が炎症を起こしたり、毛穴が詰まったりすると、毛根への栄養供給が滞り、抜け毛や薄毛の原因になることもあります。頭皮ケアは美髪づくりの根本です。 |
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7ステップ|シャンプーの正しい手順



正しいシャンプーは、以下の7つのステップで構成されています。一つひとつが大切な工程ですので、順番を守って行いましょう。
| STEP | 内容 |
|---|---|
| ① ブラッシング | シャンプー前に髪の絡まりをほぐし、汚れを浮かせる |
| ② 予備洗い(予洗い) | ぬるま湯で汚れと余分な皮脂を落とし、泡立ちを良くする |
| ③ シャンプー | 指の腹で頭皮全体をマッサージしながら洗う |
| ④ すすぎ | シャンプー剤が残らないよう、生え際まで丁寧に流す |
| ⑤ トリートメント | 毛先から中間に揉み込み、2〜3分置いて浸透させる |
| ⑥ タオルドライ | タオルで挟むように優しく水分を取る |
| ⑦ ドライヤー | 入浴後すぐに乾かして頭皮の雑菌繁殖を防ぐ |
シャンプーの手順は、上記7つの工程で分かれています。




この一つ一つが大事な要素を含んでいるので覚えておいてください。
STEP①|シャンプー前のブラッシング



シャンプー前のブラッシングは、美容院でも必ず行うプロの工程です。




「なんとなく髪を整えるだけ」と思っていませんか?実は2つの重要な役割があります。
① 髪の絡まりを防ぐ → シャンプー中の摩擦による切れ毛・傷みを最小限にする
② 頭皮の汚れを浮かせる → シャンプーの洗浄効果を高める
ロングヘアの方は毛先から少しずつほぐすように丁寧にとかしましょう。
無理に根元から引っ張ると断毛の原因になります。
| Q. ブラッシングはシャンプー前だけでなく、毎日した方がいいですか? |
| A. はい。毎日のブラッシングは頭皮の血行促進にもつながります。ただし、濡れた髪へのブラッシングはキューティクルが開いて傷みやすいため、必ずシャンプー前(乾いた状態)に行ってください。 |
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STEP②|シャンプー前の予備洗い(予洗い)が超重要



予備洗いはシャンプーの効果を最大限に引き出すための、最も大切な工程の一つです。




しっかり行うだけで、頭皮の汚れの約7割が落ちるといわれています。
● 時間の目安:3〜4分かけてゆっくりすすぐ
● 最適な温度:36〜38℃のぬるま湯(40℃超えは頭皮乾燥の原因)
● 方法:指の腹(柔らかい部分)で頭皮をやさしくマッサージしながら流す
● 注意:髪は軽く手ぐしを通す程度に。強く擦るのはNG
熱いお湯は頭皮の皮脂を取りすぎてしまい、乾燥やかゆみ・フケの原因になることがあります。少しぬるめに感じるくらいの温度を意識してください。
| Q. 予備洗いにシャンプーブラシを使っても大丈夫ですか? |
| A. はい、むしろおすすめです。シャンプーブラシを使うと指では届きにくい毛穴の汚れを効率よく浮かせることができ、自宅でヘッドスパのような気持ちよさも感じられます。 |
STEP③|シャンプーの正しいやり方



シャンプー剤は直接頭皮につけず、まず手のひらで泡立ててから使いましょう。




泡立ててから使うことで成分が均一に行き渡り、摩擦も最小限に抑えられます。
4本指の腹(柔らかい部分)を使って、頭皮全体をマッサージするように洗います。
爪を立てるのは絶対にNGです。頭皮に傷がつくだけでなく、刺激により皮脂が過剰分泌される原因になります。
- 爪を立ててゴシゴシ洗う → 頭皮に傷・炎症のリスク
- 2度洗い(毎日シャンプーする方) → 必要な皮脂まで落として乾燥の原因に
- 髪を力強くこすり合わせる → キューティクルが傷んで切れ毛・パサつきに
| Q. 2度洗いは必要ですか? |
| A. 毎日シャンプーする方で、予備洗いをしっかり行っている場合は1度洗いで十分です。2度洗いは頭皮の必要な油分まで除去してしまい、乾燥を招く可能性があります。スタイリング剤をたくさん使った日や、数日シャンプーしていない場合は2度洗いが効果的です。 |
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STEP④|すすぎは「生え際まで丁寧に」



すすぎは洗い残しをつくらないための重要な工程です。




シャンプー剤が頭皮に残ると、かゆみ・フケ・頭皮荒れなど思わぬトラブルの原因となります。
● 十分に時間をかけてシャンプー剤を完全に洗い流す
● うつむいて洗うと生え際に泡が残りやすい → 最後に生え際を重点的にすすぐ
● 「もう大丈夫」と思った後にもう30秒すすぐのが目安
| Q. シャンプーのすすぎ残しはどこに出やすいですか? |
| A. 生え際・耳周り・うなじ(首の後ろ)はすすぎ残しが起きやすい部位です。特に自分でうつむいて洗う場合は前髪の生え際に残りやすいため、仕上げに手で押さえながら念入りに確認しましょう。 |
STEP⑤|トリートメント・コンディショナーの正しいつけ方



トリートメントとコンディショナーはそれぞれ役割が異なります。




違いを理解して使い分けることが、美髪ケアの近道です。
| トリートメント | コンディショナー | |
|---|---|---|
| 主な役割 | 髪内部へ成分を浸透させ、ダメージを補修 | キューティクルを覆い、成分を閉じ込めて保護 |
| 塗布箇所 | 毛先〜中間(根本はNG) | 毛先〜中間(トリートメントの後に使う) |
| 放置時間 | 2〜3分置いてから流すと効果大 | 2〜3分置いてから流すと効果大 |
特にダメージヘアの場合、キューティクルが開いた状態になっているためトリートメントをしっかり揉み込んで浸透させることが大切です。




塗布後、目の粗いクシで整えるとより均一に行き渡ります。
| Q. トリートメントは根元からつけても大丈夫ですか? |
| A. 根元からのトリートメントは、毛穴を詰まらせて頭皮トラブルの原因になることがあるため基本的にNGです。皮脂が多い根元付近は元々コーティング効果が高いため、毛先〜中間のダメージが気になる部分を集中的にケアしましょう。 |
STEP⑥|タオルドライは「ゴシゴシ」NG!やさしく挟む



タオルで髪をゴシゴシこすると、開いたキューティクルに強い摩擦が生じ傷みや枝毛・切れ毛の原因になります。
① まず頭皮の水気をやさしく押さえながら取る
② 次に髪をタオルで挟み、上から押さえるようにして水分を吸収させる
③ こする・ひっぱる・束ねてねじるのは全てNG
| Q. タオルドライはどのくらいやれば十分ですか? |
| A. ドライヤーの前にある程度水分を減らしておくことが目的です。ぽたぽた水が滴らない程度になればOK。あとはドライヤーで乾かします。水気が多い状態でドライヤーをかけると時間がかかり、熱によるダメージも大きくなります。 |
タオルドライは、ドライヤーを使用する時間を短縮させる意味もあります。




また髪の長い方は吸水の良いタオルを使用すると、より効率的に髪を労われます。
STEP⑦|ドライヤーで乾かす 入浴後10分以内が鉄則



シャンプーの一連の手順はドライヤーで乾かすまでが完結です。




濡れた状態で10分以上放置すると、頭皮に雑菌が繁殖しやすくなるためシャワー後はできるだけ早くドライヤーで乾かしましょう。
● 乾かす順番:後頭部の根元から → 全体の根元 → 中間・毛先の順
( 中間〜毛先は根元を乾かす余熱で自然に乾いてきます)
● ヘアアイロンを使う場合:9割乾いてから使う(残り水分を飛ばすイメージ)
● ダメージヘアは、乾かす前にアウトバスオイルを毛先につけるとまとまりアップ
| Q. 自然乾燥ではダメですか? |
| A. 自然乾燥は頭皮に雑菌が繁殖しやすくなるほか、濡れた状態が長く続くことでキューティクルが開いたまま外的刺激を受けやすくなります。「面倒」「熱によるダメージが心配」という方こそ、時短・低温で乾かせる高性能ドライヤーを活用するのがおすすめです。 |
特に夏場は暑いから自然乾燥させる方が多いようです。




必要な水分を保持させるために、ドライヤーは必要なアイテムになります。また推奨するドライヤーのW数は1200W以上です。
◾️美容師がおすすめするドライヤーを見たい方はここから

【2026年最新】頭皮・髪質別おすすめシャンプー
シャンプーの効果を最大限に引き出すには、自分の頭皮・髪質に合った商品選びも重要です。




ここでは、実際に使用したおすすめのシャンプーを紹介します。
① cocone(ココネ)クレイクリームシャンプー|頭皮の汚れをごっそりリセット
界面活性剤不使用のクレイシャンプーです。
泡立ちがなく最初は戸惑うかもしれませんが、クレイ成分が毛穴の汚れをしっかり吸着して落としてくれます。




シャンプーブラシと組み合わせて使用するとより効果を実感できます。
- 頭皮トラブルが気になる方
- 頭皮をしっかりリセットしたい方
◾️cocone(ココネ)クレイクリームシャンプーを詳しく知りたい方はこちらの記事



② haruスカルプシャンプー|頭皮環境を整えて美髪へ
アミノ酸系の低刺激処方で頭皮に優しく、スカルプケアにも特化したシャンプーです。




香りも心地よく、毎日のシャンプータイムが気持ちのいいケアタイムに変わります。
- 頭皮ケアを重視したい方
- 敏感肌・乾燥肌の方
◾️haruスカルプシャンプーを詳しく知りたい方はこちらの記事



③ YOLU(ヨル)ナイトリペアシャンプー|夜のうちにダメージ補修
「ナイトキャップ発想」のヘアケアシリーズです。




就寝中の摩擦・乾燥ダメージを防ぎながら、翌朝しっとりまとまった美髪を実現します。
くせ毛・乾燥毛が気になる方には「カームナイトリペア」、指通りの軽さを求める方には「リラックスナイトリペア」がおすすめです。
- パサつき
- くせ毛
- ダメージが気になる方
- 夜のうちに集中ケアしたい方
◾️YOLUヨル カームナイトリペアシャンプーを詳しく知りたい方はこちらの記事



| Q. シャンプーを変えたら頭皮トラブルが出ました。どうすればいいですか? |
| A. 新しいシャンプーへの切り替え直後は、頭皮が環境変化に慣れるまでに数週間かかることがあります。赤みやかゆみが強い場合は使用を中止し、皮膚科に相談してください。成分が合わない可能性があるため、アミノ酸系などの低刺激シャンプーに替えるのも一つの方法です。 |
シャンプーを変えた初期には、上記のQであるように頭皮トラブルが起きる可能性があります。




その場合は、早期判断する前に少しだけ様子をみて、肌に馴染むか確かめてください。
ただし、回答にある「赤みやかゆみが強い場合」はすぐに使用を止めて専門医に相談しましょう。
まとめ|正しいシャンプーが美髪の土台をつくる
正しいシャンプーの手順は、頭皮の健康と美しい髪を育てる「土台」の部分です。




毎日行うことだからこそ、一つひとつの工程を丁寧に行うことで、積み重なった効果を感じられます。
① ブラッシング → 絡まり防止&汚れを浮かせる
② 予備洗い(36〜38℃、3〜4分)→ 汚れの7割を落とす
③ シャンプー → 指の腹で頭皮をマッサージ洗い(爪立てNG・2度洗いNG)
④ すすぎ → 生え際まで丁寧にしっかり流す
⑤ トリートメント → 毛先〜中間に揉み込み2〜3分放置
⑥ タオルドライ → 挟んで押さえる(ゴシゴシNG)
⑦ ドライヤー → 入浴後10分以内に根元から乾かす
また、手順だけでなく、自分の頭皮・髪質に合ったシャンプーやケアアイテムを選ぶことも大切です。今のシャンプーやヘアケアの見直しのきっかけにしていただけたら嬉しいです。
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